【緊急】急性アルコール中毒症状の対処と8つの予防ポイント
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4月、5月は、お酒を飲む機会が増えますね。
楽しくお酒を飲む機会が増え、飲み会で盛り上がると、ついつい起こる「一気」コール。それにより急性アルコール中毒の症状で病院に運ばれ対処されたり、怪我をする方が後を絶ちません。
また、足元がふらついて転倒したり、乗り物に轢かれる、川で溺れる、トラブルに巻き込まれるなどといったケースに陥ることもあります
急性アルコール中毒でひどい場合は死者が出ることもあります。一気飲みさせた側が加害者として責任を追及されるケースも増えてきています。
特に、若年者、女性、高齢者やアルコール摂取で顔が赤くなるタイプの方は身体のアルコール分解が遅いため、急性アルコール中毒になる危険性が高まります。
今回はそんなアルコール中毒の症状や対処方法について取り上げてみます。お酒を飲む人には大切な知識なので、必ず身につけておきましょう。
急性アルコール中毒の症状とは
血中アルコール濃度によりますが、酔いの症状は
爽快期→ほろ酔い期→酩酊期→泥酔期→昏睡期
という順に進みます。
血中のアルコール濃度をもとに分けられていて、少しずつ濃度が上がるとともに症状も進んでいくというメカニズムです。
個人差があり、体調や量や速さにもよります。急性アルコール中毒の原因は短時間で大量の飲酒を行うことで、エタノールによって、脳が麻痺することです。急性アルコール中毒の症状として。意識の低下、低体温、頻脈、尿・便失禁、昏睡などが現れます。ひどい場合には死亡することもあります。
急性アルコール中毒の症状になった時の対処とは?
まず、周りに意識があり、泥酔状態にある人がいたら、決して1人にはしないで必ず誰かが責任を持って付き添うようにしましょう。
また、昏睡状態で、呼びかけても返事がない、さわっても叩いても反応がないという場合は、直ちに救急車を手配しましょう。意識が無かったり、朦朧としている人を無理に吐かせるのはやめましょう。
意識がない場合は要注意です。吐いたものが逆流してノドにつまり、窒息死してしまう場合があります。救急車を待っている時も、仰向けではなく横向きに寝かせ、吐いてしまった場合はタオルなどで拭ってあげましょう。
寝ている場合は、万が一吐いても大丈夫なように横向きに寝かせ、ベルトなど体を締め付けているものは外してあげましょう。
急性アルコール中毒の場合は、体温低下の症状が表れることもありますので、体が冷えて体温が下がらないように毛布や上着などをかけて温めてあげましょう。
また、急性アルコール中毒の体は脱水状態気味になってしまいます。意識がない場合は難しいですが、できるだけ水分補給するようにしてあげましょう。水やお茶、スポーツドリンクなどが良いです。
もし万が一、心肺機能が停止した場合には心肺蘇生法を施します。(人工呼吸、心臓マッサージ)
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急性アルコール中毒を予防する8つのポイントは?
強要しない、無理をしない、羽目を外さない事を意識してお酒の場を過ごしましょう
- お酒が飲めない場合は、「お酒が飲めない体質です」と周囲に伝える。
- 自分の適量を知り、その日の体調にも注意する。
- 飲み始めはゆっくり飲むよう心がける
- 蛋白質や脂肪分を食べてから飲酒する
- 一気飲みはしない
- 他人に一気を強要しない
- 自分のペースで飲む
- 女性、若年層、高齢者には周囲が気を配る
お酒を飲む際には自分自身で ここまで というボーダーラインを決めることが重要です。
4月、5月はお酒を飲む機会が増えてくると思います。特に、新人歓迎会での飲酒による死亡事故が毎年報告されていますので、十分注意していきましょう。