逆に悪化します!手首が腱鞘炎になったときの 正しいテーピングの巻き方!
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(出典:いらすとや)
腱鞘炎を改善するのは安静が一番ですがなかなかそういう訳にもいきませんよね。
そこでテーピングをすることによって動きを抑制し、腱と腱鞘の摩擦を減らすことで痛みを少なくさせることができます。
腱鞘炎の自分でもできる治療法
(出典:いらすとや)
- テーピング … 運動を制限することで痛みや悪化を防ぎます。
- マッサージ … 緊張して固まった筋肉をほぐし患部への血流を改善します。
- アイシング … 患部が熱を持っている場合は炎症部分を冷やしてオーバーヒートを鎮めます。
テーピングのメリット・デメリット
(出典:いらすとや)
メリット
サポーターと違ってかさばらずペンを執るお仕事の方は特にお世話になると思います。
テープの貼り方や重ねる枚数によって固定する強さを変えられるので症状で使い分けができて自由がききます。
デメリット
貼ったり剥がしたりを繰り返すのが面倒くさかったり肌が弱い人はかぶれたりします。又、テーピングをすることによって筋肉運動の補助効果があるのは明確ですが、固定することで患部周辺の関節の動きが悪くなります。その状態で動かすと今までは無かった負荷がかかってしまうので余計な負担に繋がります。
又、腱鞘炎は腱と腱の周囲を覆っている腱鞘がスムーズに動かなくなることが原因で痛みが引き起こりますので、固定した状態で動かさないようにしていると患部が癒着してしまい更に逆効果となってしまうのです。
テーピングの巻き方
テーピングには様々な貼り方がありますが今回は一番なりやすいドケルバン腱鞘炎用のテーピングをご紹介します。
ドケルバン腱鞘炎とは親指の使い過ぎによる引き起こされる腱鞘炎の一種で手首の親指側に位置する腱と腱鞘の炎症が原因です。
- 手首を小指側に曲げて皮膚を伸ばします。
- 親指の付け根あたりから手首に向かって貼ります。
※このときテープは引っ張りながらぴっちり貼るのではなく乗せるうなイメージで貼ります。 - 貼り終わったら手首を小指側に曲げたまま擦って馴染ませます。手首を戻したとき手首の患部辺りにシワができていれば上手く貼れている証拠です。
わざとシワを作って余裕をもたせるのは皮膚を持ち上げることで皮下部分にスペースを作って血行やリンパの流れをよくするのが目的です。
まとめ
(出典:イラストAC)
テーピングはあくまで痛みを抑えるための一時的な処置ですので、治すためのものではありません。デメリットのところでも書きましたがテーピングに頼りっきりになってしまうと余計に治りが悪くなってしまいますので気をつけましょう。
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