胸の真ん中の痛み…原因はストレス?

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考えられる病名と症状

胸の痛み

(参考:いらすとや)

食道炎・胃腸炎

ストレスや食生活などにより食道と胃を繋ぐ筋肉のしまりが悪くなり、胃酸が食道に逆流して引き起こされるのが逆流性食道炎です。

通常は逆流してきたものを胃に押し戻す運動が行われるのですが、ストレスが溜まると食道の働きが弱くなります。そしてストレスによって過剰に分泌された胃酸が逆流してしまうのです。

同じくストレスや食生活が原因で起こる胃腸炎は胸の痛みや吐き気、嘔吐などが症状として挙げられます。そのまま放置しておくと吐血や潰瘍にも繋がるので注意が必要です。

 

肋間神経痛

肋骨に沿った神経が圧迫により起きる神経痛で針で刺されたような痛みが特徴です。
脊髄から肋骨にかけて走っている肋間神経が、主に深呼吸や咳をした際の肋骨の動きによって引き起こされます。

人間はストレスが溜まったり精神的に緊張をすると意識をしなくても呼吸は自然と浅くなる、つまり肩で呼吸をするようになります。この緊張状態が続いてしまうと背中と肩の筋肉、そして神経が収縮して大きな負担をかけることとなり、肋間神経にも影響が出てきてしまうのです。

 

治療方法・対策

胸の痛み

(参考:いらすとや)

食道炎や胃腸炎はストレスの他にも食生活が原因になります。
暴飲暴食や過度な飲酒は避けましょう。

主に薬による薬物療法や普段の食生活などを見直して規則正しい生活にしていく保存療法があります。他にも一日ほど絶食をして胃腸を休めてあげるという方法もあります。

食欲が戻ってきたらおかゆやうどんといった消化が楽なものから食べるようにして、少しずついつもの食事に戻していきます。もし出血が見られる場合には内視鏡を使った止血治療を行います。

肋間神経痛ではアロマテラピーなどでリラックスをしてストレスコントロールをしたり、鍼灸治療でツボを刺激するのがよいとされています。ストレスからくる肋間神経痛は安静にして十分な休息をとることで自然と治ることが多いですが、リラックスをするのが苦手な場合は心療内科や精神科を受診して精神安定剤を処方してもらうとよいでしょう。

他にも綺麗な姿勢を意識して身体に負担をかけないよう心がけたり、冷房などで冷やしすぎないようにしましょう。

 

どれくらいで治るのか

どれふらいで痛みが治るのか

(参考:いらすとや)

痛みが出るのは2~3分程度なので放っておきがちですが慢性的な痛みに繋がります。骨格が原因の場合は整体に通うことで数日で改善されますが、ストレスからきているのであれば生活環境を改善しなければ根本的に治すことは難しいでしょう。

患部に湿布を貼ったり鎮痛薬の服用や鍼灸治療を続けても改善が見られない場合は、狭心症など他の臓器官に疾患がある可能性もありますので早急に診断を受けることをお奨めします。

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