背中の痛みに右上・右下で病気を見極め!原因・治療法について
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最近、背中に痛みを覚えていませんか?
座った姿勢が続いたり、寝違えたりして筋肉が痛む。なんてことは、確かにあります。
しかし、それがもしかしたら、別の理由だとは、考えられないでしょうか?
背中の痛みが教えてくれる私達の身体の不調とは、さて、いったいどんなものがあるでしょう?
目次
背中の右の痛みの原因は?
背中の痛み、その原因にはこんな病気や疾患が考えられます。
肝炎(かんえん)・急性肝炎/肝臓がん
肝炎とは、肝臓の細胞に炎症が起こってしまい、肝細胞が破壊されてしまう病気です。
主な症状に、
- 背中の右側の痛み
- 黄疸(身体が黄色くなる)が出る
- 発熱、食欲不振、吐き気、嘔吐、腹痛などの風邪に似た症状が出ます
肝炎や肝臓がんは風邪に似ている症状のため、放置されたり誤診されるケースもある為注意が必要です。
原因にはカキによる感染や、性行為、針刺し、過度の飲酒などが考えられるため、思い当たる節がある方は医師に申告しよく診てもらいましょう。
胆石症(たんせきしょう)
胆嚢の器官の内部に、大きな石が作られる病気です。
主な症状は、
- 背中右側から右下の痛み
- 黄疸がでる
- 吐き気、嘔吐
- みぞおちから右脇腹上部に掛けての激しい痛み
- 尿の色が濃くなり、白い便が出る
胆嚢炎(たんのうえん)/胆嚢がん
胆嚢内で細菌感染などの原因により、炎症が起こる症状です。
原因に、胆嚢内に流れを妨害する物質があると起こりやすいため、胆石症の患者見られることが多い病気です。
主な症状は、
- 背中右側から右下の痛み
- 黄疸がでる
- 吐き気、嘔吐
- みぞおちから右脇腹上部に掛けての激しい痛み
- 下血(胆嚢がん)
胆石症や胆嚢炎は、脂肪の多い物を食べた後に、お腹周辺へ違和や、痛みを感じる場合が多くみられます。そうした異変を感じた場合は注意しておきましょう。
以上、背中の右側の痛みがあるのは、主に身体の右側にある臓器の病気や疾患であることが分かっています。特に、肝臓周りの不調が見られるので、痛みを感じた場合は早めに医師に相談しましょう。
改善!家でできる背中のストレッチ法
では、痛みを改善し身体の調子を整えるため、簡単なストレッチの仕方を見ていきましょう。
ポイント、としまして、
- 身体を伸ばす時は息を吐き、戻す時に吸う
- なるべく長く深呼吸
- ポーズを取ったら、10秒前後その姿勢を維持する
- お風呂上りが効果的
- デスクワークが多い時は一度席を離れて軽くストレッチを行いましょう
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『背中の痛みの原因と症状の改善に役立つストレッチ』
『背中の上部を伸ばすストレッチ』
- 両腕を組んで、前に突き出します。
- 下を見るように頭を下げて、同時に背中を丸めます。
- 背中の上部が左右に引っ張られれているのを感じたら、そのまま姿勢を維持してください。
※イスに座ったり胡坐をかいていても大丈夫です。
※腰より、背中を丸める意識が大切です。
『背中と肩、腕を伸ばすストレッチ』
- 両腕を後ろに回して、手を組みます。
- 組んだ手をゆっくり上にあげ、身体を前に倒してください。
※余裕があるなら足を開らくとやりやすくなります。
『背中と肩、胸を伸ばすストレッチ』
- 両足を肩幅くらいに開き、壁を両手につけます。
- お尻を後ろに突き出しながら、頭を両腕の間に入れて下を見ます。
- 肩から背中を下に沈めます。
※壁から離れ、寄りかかるようにしようとすると背中が伸ばしやすくなりますよ。
※姿勢を維持するのが難しいようでしたら、足を大きく開くか、正座の状態で行いましょう。
治るまで
痛みが治るまでは人により違いがあり、おおよそ一ヶ月継続することで、治ったという方の声もありますので、毎日根気よく、ストレッチを続けましょう。
また、どうしても身体の不調が気になる場合は、やはりちゃんと医師に相談して、早め早めの治療を行うよう心がけましょう。
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今回は背中の右側の痛みを取り上げましたが下記記事では左側が痛い場合の原因や治療方法を紹介いたします。
今回のまとめ
背中には他にも上部や左部の痛みによって、示唆される症状に違いがでてきます。
背中に限らず、身体の至る所の痛みは、私達の病気を身体が教えてくれているものです。その信号を見落とさず、常に、健康を意識して生活していきたいですね。