子供の夏風邪は長引く!名医が教える6つの治し方ポイント
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子供って今まで元気に遊んでいたのに、夕方ぐらいから急に熱っぽくなることってよくありますよね。
夏になると子供の風邪は長引くという話を耳にしますが、具体的にはどんな症状なのでしょうか?本当にそうならばそんな時、原因や対処方法を心得ていると慌てなくて済みますので基礎的な話に立ち返ってどうすればよいのか見ていきましょう。
子供の夏風邪の主な症状
冬の風邪と同じように喉の痛みや発熱を伴うこともありますが、夏風邪の特徴としては腹痛や下痢などお腹の調子が悪くなりやすいようです。通常安静にしていれば3日から7日ほどで良くなっていきます。
子供が夏風邪をひく原因
乾燥が大敵の冬の風邪と違い、夏風邪は高温多湿が大好きなウイルスによって引き起こされます。
夏に活発になる主なウイルスには
・アデノウイルス・・感染力がとても強く不特定多数の子供たちが遊ぶプールで感染しやすことから「プール熱」と呼ばれています。
目の充血や喉の痛み、激しい咳、腹痛、下痢が起こりやすい特徴があります
・エンテロウイルス・コクサッキーウイルス・・このウイルスに感染すると「手足口病」と呼ばれる手足の皮膚に米粒大の水泡を持った湿疹が出ることがあります。
口に出ると破れて痛く食事がとれなくなることもありますが、熱は通常はそれほど高くなりません。
他にも口の中に痛みのある湿疹や喉の痛み、吐き気などを起こしやすい「ヘルパンギーナ」があります。高熱や様々な症状が出た場合は「ヘルパンギーナ」の疑いがありますので医師の診察を受けましょう。
手足口病という病気もありますので両者の違いについては下記の記事で詳しくご紹介しています。
何故、子供の夏風邪は長引くの?
身体から発せられる高熱だけでなく気温の暑さも手伝って、子供から体力を奪ってしまいます。特効薬がなく対処療法が主流の治療となるため、治癒するのは子供の体力や免疫力次第。
安静にしての自然治癒治療になりますで、通常治癒までに7日ほどかかるようです
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子供の夏風邪の治し方
【名医がやっている風邪の治し方】
・熱が出たら無理をせず睡眠をしっかり取り安静にします。
自分の持つ抵抗力と免疫力の力で治しましょう。そしてポイントはなるべく横向きで寝るというのがミソです。横向きで寝ることにより呼吸の通り道が圧迫されず睡眠の妨げにならないと言われております。
・消化の良いものを食べます。
体内には消化や代謝を助ける酵素が備わっていますので、胃に負担をかけないこと.で酵素の働きを代謝の方へ回し早い自然治癒をめざしましょう。
・レモンと蜂蜜をお湯で薄めて飲みます。
ウイルスと闘う免疫細胞インターフェロンの生産を高める効果のあるビタミンCの補給は有効な対処法です。
・夏は室温が高くなるので、温度を下げて快適な室温にします。
暑さによる体力消耗を防ぎます。高熱が出たら氷や保冷財を使って体温を下げましょう。
熱が出るのは体内の免疫細胞が闘っている証拠ですが、高熱が出て体力が消耗すると免疫力の低下につながりますので、子供の様子を見ながら熱を下げる対策を行います。
・子供に使ったタオルは他の家族には使いません。
使ったタオルについているウイルスを家族の感染原にしないように注意しましょう。
・高熱や下痢・嘔吐がある場合は適度に塩分が入ったスポーツドリンクや経口補水液などをこまめに摂取しましょう。
夏風邪による高熱で水分を奪われるだけでなく、食欲が減り食事からの水分補給も少なくなり体の中で水分が足らなくなります。
脱水症状を起こさないように注意しましょう。
まとめ
子供が夏風邪を引いて咳が出た時まず病院を受診しましたが、大根と蜂蜜を混ぜて出た汁を飲ませたり洗面器にお湯とショウガを混ぜタオルを浸して絞り何度も胸に当てるなど民間療法も同時に行うと治癒も早く、大抵2~3日後には元気な姿を取り戻していたように思います。
子供の夏風邪はほとんどがウイルス感染ですので、症状が現れたら必ず病院へ行くようにします。プール熱の場合は感染者を増やさないため学校へ知らせましょう。
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続いては夏風邪が実は長引くというのは実は別の理由があるようです、本当に夏風邪が長引くのか否か真相を知りたい方は次の記事もお読みください。