プール熱の大人と子供の症状の違いは?2週間戦い続けた私が実践したちょっとした工夫とは?
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毎年夏季に流行することが多い、アデノウイルスによる急性ウイルス感染症を「プール熱」と呼びます。
名前の通り、プールで感染する事が圧倒的に多い感染症ですが、実際にどういった症状が出るのでしょうか?
大人と子供の症状の違いを中心に御紹介したいと思います。
プール熱とは…?
プール熱とは…前述のように、アデノウイルスが元になって発症する感染症です。
アデノウイルスには51種類もの型があり、プール熱を引き起こすのは2型、3型、7型が多いと言います。医学用語では「咽頭結膜熱」と呼んでいます。
感染方法としては、アデノウイルスに感染している方のくしゃみ・咳からの飛沫感染が大半を占めています。
他、手指・皮膚を介した接触感染、感染者とタオルなどを共用した事による感染があります。
約90%は子供の感染ですが、10%程度大人も感染する可能性がありますので、気を抜かず対策をしておくことが大切になってきます。
大人と子供で症状に違いはあるの?
私たちの身の回りにアデノウイルスは潜んでいます。大人の場合、アデノウイルスに対する免疫がない場合などに、既に感染している患者からの感染が多いです。
お子さんの看病をしていたら、自らももらってしまった…という話も少なくありません。
症状としては、38℃以上の高熱、喉の腫れ、目の充血などがあり、大人は比較的症状が軽いとされています。
大人に多いのは、喉が赤く腫れる症状で、熱は子供ほど長期間ではなく収まるようです。
喉の痛みが酷くなり、膿が出る事も稀にありますので、注意が必要です。
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私たちにも出来る!プール熱に対する対策
風邪の予防としてもあるように、とにかく体内にウイルスを取り入れない事が大切です。うがい・手洗いをしっかりと行ない、アルコールによる殺菌消毒も併用しましょう。
家族がプール熱にかかってしまった場合は、自分も罹らないようマスクの着用を徹底します。その他、洗濯物やタオルなどを感染者と共用しないようにする事が大切です。
おむつを使用している乳児の場合には、おむつ替えをする際に直接触れないようゴム手袋などを使用し、終わった後は念入りに手洗いをする事が大切です。
かかってしまったら…
気を付けていても感染してしまった場合には…十分な休養が大切です。
特にこれといった特効薬はないのですが、風邪と同様、十分な栄養と睡眠をとれば、数日で良くなります。
喉の痛みが酷い場合など、重症化する場合は、病院を受診し、医師の対応をあおぎましょう。
体験者の声
Kさん
「実際に数カ月前にプール熱にかかりました、その時は熱がひどく扁桃腺が腫れて体が重く感じました。
体の抵抗力が落ちていたからか同時に風邪を更に引いてしまったり、治っても結膜炎が再発したり悲惨でした。。。
今では治ってきていますが治ったとすぐに安心して過ごしてしまうのも危険ですので治ったと思ってから2~3日はプール熱にかかっていたからもう少し安静にしておこうという気持ちは持っておくとよいですね。」
Mさん
「子供がプール熱にかかって数日してから何だか調子が悪くなったなと思っていると、あっという間に熱が出たり体の怠さが出てきました。どうやら感染してしまったようです。
洗濯物やタオルなど子どもと一緒のものを使うことが多かったのでそれが原因だったかなと分析しています。なるべくなら今度あった時はものは別々にしておこうと思いました。」
二次感染に気を付けましょう!
大人の場合は、ご家族が感染したものから二次感染する場合が多いため、看病する場合も気を付ける必要があります。
前述の通り、共用物を使用することや、直接皮膚に触れる事を控えて看病する必要があります。
症状が治まってからも、2週間ほど体液などにアデノウイルスは存在しています。
この際にも二次感染しないよう、手洗い・うがいなどの対策を十分にしましょう!
かかってしまった場合は、周りに拡散しないよう、マスクによるエチケットが大切です。