ADHDとアスペルガー症候群の病院は?自己診断は慎重に!

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ADHD(注意欠陥多動性障害、Attention defect Hyperactivity Disorder)アスペルガー症候群は子供の時に診断がされるケースが多い病気・障害です。

しかし、診断を確実にすることは意外に難しく、専門家にしっかりと確定診断をしてもらう必要があります。しかも、幼少期や小児期を過ぎても気付かれずに、大人になってからこれらの病気・障害だったとわかる例も結構多いのです。

この2つの病気・障害の診断や病院選びなどについて考えてみます。

この2つの病気・障害を疑った場合、どんな医療機関や相談先に行ったらよいでしょうか?

一番敷居が低いと思われるのは、児童相談所や地域の児童・幼少期対象の発達障害センターなどでしょう。

特に、公的な機関(代表例:児童相談所)は資格を持った相談員、専門家、専門医などスタッフが整っていて、確定診断を下すためのさまざまな検査ができます。

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【出典】http://conjugal-love.net/sindan-susume

 

児童精神科や専門医に診断を委ねる

医療機関では小児科や児童精神科、精神科などの診療科を標榜する機関が最適です。小児科の中ではかなり特殊な領域ですので、こうした発達障害に詳しい専門医がいるところかどうか、さまざまな手段を通じて調べる必要があります。

これに対して、児童精神科を掲げている医療機関ならすぐに対応してくれるでしょう。そして精神科についても専門医がいるかどうかは事前に調べないとわかりません。

しかし、大学病院や地域の基幹的な役割を果たす総合病院などだと、児童精神科の専門医や心理士なども在籍している所が多いので、こうした施設を受診すれば安心できそうです。

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【出典】http://asperger.byoukinavi.net/

ところで、ADHDやアスペルガー症候群の人は子どもの頃に気付かれずに、そのまま大人になったという人も大勢いると言われます。

いずれも、コミュニケーション能力に欠けていたり、物事をきちんと終わりまで遂行できないなどの点を除けば、「ちょっと変わった子ども」とか、「変わった人ね」程度で終わることがあるからです。

特にADHDの人は成長するに伴い、その行動や行為が落ち着くパターンもある、と言われます。大人になるまで気付かれなかったり、普通に社会生活を営めるようになるのです。

また、仕事で併発するかコチラの記事で詳しく説明しています。
ADHDとアスペルガーの違い!仕事で併発するのでしょうか?

 

セルフチェックはあくまでも参考程度に

しかし、アスペルガー症候群の人は突発的、衝動的な行動を取ることが多く、職場などでチームワークが取れず問題化するケースが多いようです。

【動画】大人のアスペルガー症候群

ADHDやアスペルガー症候群の診断は慎重にすべきです。1回の診断テストやセルフチェックなどという方法で判断すべき病気・障害ではありません。

セルフチェックで「自分にはADHDやアスペルガー的な傾向があるな…」ぐらいの認識は間違いではありません。

しかし、それで確定だ、と思わないことです。診断は専門家に任せるべきです。そして、重要なのは診断ではなく、どのように社会生活を送っていくのか、それを周りの人々が支えていくかでしょう。

その他セルフチェックの他に家族がADHDだから遺伝するという話もありますがその点の説明は次の記事でまとめてあります。

ADHDの遺伝確率は?母親・父親・子ごとの遺伝率○○%

 

まとめ

ADHDやアスペルガー症候群は話題となることが多く、クローズアップされている病気・障害です。しかし、安易に自己判断したり、1回の診断テストなどで確定診断すべきものではありません。

診断は信頼できる専門家や専門医に委ね、その後の診断に基づくケアを専門家や関係者と話し合いながら進めていくことが大切です。

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