めまいと吐き気・頭痛の関係性!すぐに治したい時の対処法
SPONSORED LINK
めまいは誰もが時折経験する普通の症状とも言えます。しかし、このめまいに吐き気や頭痛が重なるようであれば病気を疑うべきでしょう。
とは言っても、これらの症状がトリプルで起こる原因や、即病気に結びつき診断を確定できることは容易ではなく、病気を疑う場合は医療機関で慎重に検査などを進めてもらうべきです。
ちょっとしためまいや頭痛への対処法を主に紹介しながら、病気を疑う場合の基礎知識などにも触れてみます。
【出典】健康チェックナビ http://kenkoucheck-navi.com/
原因は病気を含め大きく2つ
めまいのメカニズムは厳密にわかっている訳ではありません。大まかに分けると、2つの原因が考えられます。
1つ目は精神的なもの。
2つ目は病気が原因のケースです。
1つ目の精神的なものとは、ストレスや不安感などがきっかけとなり、体の疲労や栄養不足なども加わり、急にくらくらするような場合です。大半が一時的なものでそれほど心配しなくてもよいでしょう。
女性の場合は偏頭痛です。これもストレスや多忙さが緊張をもたらす、と言われています。
しかし、病気が隠されていることもあります。特に、めまいの中でも目がグルグルと回るような症状は次のような病気が考えられます。耳や耳の周辺機関が原因のメニエール病、外耳炎・中耳炎、蓄膿症などです。このような場合には耳鼻科受診が必要になります。
【出典】ナチュラルフレンズ http://www.natural-friends.jp/
危険な場合はすぐに病院へ
症状的によく聞かれるのが、「体が浮くような感じ」です。この症状は一番危険で、脳梗塞や脳出血など、脳や脳神経系の異常、病気が疑われます。すぐに脳神経外科などの専門病院に行くべきでしょう。
めまいは、時として吐き気や頭痛とも連動して起こります。ひどくなければ緊急性はありません。しかし、今まで紹介しているように精神的なものが原因でない場合はさまざまな病気の可能性もあります。ですから、心配・不安を抱えたままにしておかないためには次のような対応を必要です。
- 内科受診 血液検査などで異常がないかチェックしてもらう。
- 耳鼻科受診 耳の周辺機関の病気であることが多い。
- 脳神経外科受診 一番気をつけるべき症状です。早め早めの対応が必要です。
【動画】頭痛の治し方2
では、軽めのめまいや頭痛などを感じた場合は一時的な対処法としてはどのようなことを考えるべきでしょうか?応急処置的には以下のようなことを行ってください。
・急激なめまい
まずは安静にし、横になり、症状が治まるまでじっとしていましょう。
頭を激しく動かしたり、静かな場所へ行き目を閉じます。
・手足のしびれや視力が狭くなるなどの場合
救急車を呼んでもらいましょう。受診が必要なケースです。
ろれつが回らなくなったり物がおかしく見えたりする場合は脳の危険信号です。
・吐き気、頭痛が伴う場合
寝不足の時などにも起こりますが、他の病気が隠れている場合もあります。しばらく横になり安静にし、少し眠ります。それで収まる場合もあります。治らなければ病院に行きます。
SPONSORED LINK
まとめ
めまいは吐き気や頭痛とともに、軽めのものは誰もが経験するもので、ストレスや心配事など精神的なものが原因となっていることが多いようです。しかし、中には耳周辺機関の異常や脳神経系の病気が起きている場合もあります。
一時的なめまい、頭痛などへの対処法を知っておくことも必要ですし、なるべくは自己判断せず専門の医療機関に早め早めに受診することも大切です。
最近では無理をして眠気を我慢してまで仕事や勉強、家事・育児に専念されるかともいるかと思います。どうしても目を冴えさせないといない場合や頭痛を和らげたい方はこちらの記事もおすすめです。
⇛眠気と倦怠感で頭痛がつらい!目が冴えて楽になるための3つの方法