やけどの跡を消す方法は?摂るとよい食べ物ご紹介
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「熱い!痛い!やっちゃった〜。」
うっかり熱い物を触ってしまって、やけどがヒリヒリ、、、。
そんな経験はありませんか?
特に小さい子がいる家庭だと、ほんの目を離したスキに、「しまった!」と言う事ってよくありますね。
今回は、やけどの跡を消す方法を紹介していきたいと思います。
やけどしてしまった時の応急処置
やけどしてしまった時にすぐにやるべき事は、とにかく水で冷やす事です。
この応急処置をするか?しないか?で、その後の治りや、やけど跡に大きく差が出てきます。
- 手や足などの時→水道の水を出しながら冷やします。
- 服を着ている時→服の上から水をかけて冷やします。
- 無理に服を脱ぐと皮膚も一緒について剥がれてしまいます。
- 顔や頭などの時→シャワーや水道の水を出しながら冷やします。
- 尚、水をかけられない状態の時は、水で冷やしたタオルや
- 保冷剤などを包んだタオルを患部に当てて冷やします。
やけどにもレベルがある?
まず、肌は大きく分けると、表皮(肌の浅い部分)真皮(肌の真ん中の部分)
皮下組織(肌の1番奥の部分)の三層に分ける事が出来ます。
やけどが、肌のどこの層まで到達してしまったのかによって、治りの早さや
やけど跡になるならないが違ってきます。
それでは、やけどのレベルを表を使ってみていきましょう。
皮膚の層 |
やけどの跡 |
|
レベル1 |
表皮(肌の浅い部分) |
一時的、色素沈着 |
レベル2 |
真皮(肌の真ん中部分) |
色素沈着、やけど跡 |
レベル3 |
皮下組織(肌の1番奥の部分) |
ケロイドなど |
レベル1→この場合は、日焼けなども入ります。
症状としては、ひりひりしたり、赤くなったりと比較的、軽症の場合が多いです。
範囲がそれほど多くなければ、よく冷やしてやけどの市販薬で対応しても大丈夫ですが、
顔などの目立つ部分の場合は、跡になることも考えて皮膚科や形成外科を受診する事をお勧めします。
レベル2→症状としては、かなりの痛みがあり、水ぶくれがおきます。
処置の仕方によっては、やけど跡になる場合があります。
皮膚科や形成外科を受診する事をお勧めします。
レベル3→症状としては、痛みの感覚が失われてしまい、痛みを感じません。
皮膚が壊死している場合もあります。やけど跡やケロイドになります。
一刻も早く救急外来や救急車などの利用をお勧めします。
やけどの跡を残さず消すには
やけどをしてしまい、きちんと処置を行い完全に治った後は、やけど跡が残らない様にしたいですね。
それでは、やけどの跡を残さない為のケアを紹介しましょう。
- 日焼けしない→やけどや傷など全般に言われている事ですが、皮膚に凹凸があると、その部分が日焼けすると目立ち、跡となって残ります。日傘やUVクリーム等で上手にカバーしましょう。
- 保湿をする→ビタミンC入のシミ対策用の化粧水や美容液などで保湿をすると色素沈着が防げます。
- 平にする→やけどや傷など、皮膚に凹凸があると目立ちます。市販のシリコンジェルシートなどを上手に利用しましょう。
★どうしても、跡が残って気になる時は、形成外科に相談するとレーザー治療もしてくれます。
摂ると良い食べ物
やけど跡は、とにかく日に焼けると凹凸が目立ちますので、日焼けに効く食べ物の摂取が大切です。
ビタミンCがその代表です。
ビタミン類はフルーツ類や野菜類に含まれています。
その他、皮膚に良いとされているコラーゲンなど摂取すると良いでしょう。
コラーゲンは、鳥手羽肉や魚の煮こごり等ゼリー状の食品に含まれています。
まとめ
やけどをしたら、とにかく水で冷やし、状態によっては早めに医療機関を受診しましょう。
やけどが治ったら、やけど跡が残らない様に、日焼けに注意しましょう。
肌の再生を促す為にも、食事、睡眠、運動など健康的な生活を心がけましょう。
★どうしても、気になる時は形成外科に相談して適切な処置を受けてください。