気になる”蚊がいなくなるスプレー”効果と人体へ影響は?
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最近TVで、目を見はるような筋肉モリモリを誇示する爺さん?の
「蚊がいなくなるスプレー」のCMをよく見かけます。
スプレーということは、飛んでいる蚊を直撃するのかな?
なんて思うかも知れないけど、実はそうではなくて、
蚊がとまりそうな壁や天井などに予めスプレーで薬剤を吹き付けておくことで、
疲れてそこにとまった蚊を薬剤で退治するという商品です。
壁や天井に吹きかけられた薬剤の人体への影響などがちょっと気になります。
そこで、蚊がいなくなるスプレーについて、殺虫効果、人体への影響、注意点などについてまとめてみました。
蚊がいなくなるスプレーとは
蚊がいなくなるスプレー」は「キンチョ―の蚊取り線香」で知られる
大日本除虫菊株式会社が発売している
スプレータイプの蚊取り商品の商品名のことで、これは登録商標です。
使用法としては、部屋の中でこのスプレーから殺虫液を噴射します。
すると、噴霧された薬剤が壁や天井に付着します。
室内を飛びまわっている蚊もやがて疲れて天井や壁で一休み。
その途端に薬剤により昇天!落下です。
実は、止まっている時間が長いという習性があり、これを利用して、
壁や天井の薬剤付着部にとまった蚊を、薬効により退治するというものです。
商品の効果
ポイントは、浮遊する薬剤で蚊を殺すのではなく、
壁や天井に付着した薬剤に蚊がとまるという習性を利用していて、
薬剤に触れた蚊を退治する点にあるようです。
従って、噴霧状態が落ち着き、天井や壁に薬剤が付着した後は、
部屋を換気しても効果は持続するということです。
蚊のいない空間を保持できる持続時間として、12時間タイプの商品と、24時間タイプの商品が用意されています。
人体に健康被害はないの?
人体への健康被害に関しては、このスプレーは、
薬剤付着部にとまった蚊が退治される程に強力だし、
人体用に特化した虫よけ剤でもないので、
少なくとも薬剤に人体が直接触れることは止めた方がよいです。
注意点
- 部屋にある、飲食物、食器、おもちゃ、ペット類、特に水槽などには、薬剤がかからないようにあらかじめの配慮が必要です。
- 噴霧する人以外は部屋から出します。
- 1プッシュするだけで十分な量の薬剤が出るようになっているので、何度もプッシュしないことです。
- 噴射するときに、顔や皮膚にかからないようにスプレーの噴射口の向きに注意することが必要です。
- 人体にかけないことです。
- 噴射気体を吸わないことです。
- 過去に薬や化粧品でアレルギー症状のあった人は、使用前に医師、薬剤師に相談することです。
まとめ
簡単に蚊のいない環境を得ることできる反面、薬効も強い分だけそれなりの注意すべき点もあります。
商品に示された注意書きをよく読んで効果的に使用されることをお勧めします。
健康被害を重視する立場では、戸締りをしてスプレー噴霧したら、蚊だけを残し、すばやく部屋を出て、浮遊する薬剤が天井や壁に落ち着くまで部屋に入らないという使用法はいかがでしょうか。また、狭い部屋では適時の換気も心がけることが大事だと思います。