日焼けで起こるかゆみの対処方法!それは間違いです。
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真夏になると顔や腕などに日焼けの後を残している人をよく見かけますね。
日焼けをするとかゆみや痛みなどが現れます。
子供の日焼けの後はすぐに回復する傾向にありますが、成人してからの日焼けは新陳代謝の衰えもあり回復も遅くなります。日焼け後はなるべく早く適切な対処を行いましょう。
まずは日焼けによりかゆみなどが発症した時など、薬を含めいろいろな対処法をお知らせします
日焼けでかゆみが出るメカニズム
・日焼けとは太陽の熱で皮膚が軽いやけどを負った状態をいいますが、日焼けにより皮下組織まで炎症が及ぶと炎症の部分を修復しようとリンパ液が集まってきます。
そのリンパ液が皮膚の下で水ぶくれとなり、かゆみの原因の一つとなっています。
・真夏の太陽に長時間照らされると皮膚が薄紙のように剥がれる現象は誰でも経験あると思いますが、これは日焼けにより肌のターンオーバーが狂ってしまった現象です。
皮が剥がれると下から新しい肌が現れますが、その新しい肌はまだ未熟なため保湿力も弱く乾燥しやすい状態となります。皮膚の乾燥かゆみを発症させます。
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かゆみはいつまで続くの?
多くの人は日焼けすると24時間前後で炎症の起こっている部分が赤くなりかゆみが発症しますが、3日ほどたつと皮膚の赤みが黒く変化してきます。そのころには肌のかゆみや痛みは感じなくなります。
日焼けで肌が赤くなったり黒くなるのは一般的ですが、たまに日焼けしても赤くならなかったり赤くなっても黒くならずにすぐ元の肌になる人もいますよね。羨ましい体質ですね。
日焼けした後のかゆみの対処法は?
・まず最初に行うのは火傷と同じように患部をしっかり冷しましょう。
炎症を抑えるために冷水で冷やしたタオルを患部に当てたり、保冷材やビニール袋に入れた氷をタオルで包んで患部を冷やします。
直接氷を当てるのは肌が敏感になっているだけでなく乾燥しやすいので避けます。海水浴やバーベキューなど予め日焼けが想定できる状況であれば、冷蔵庫に濡れたタオルを入れておくのもよいでしょう。
・肌を冷やして火照りを取ったら化粧水などで保湿をします。
日焼けした肌はとても敏感で乾燥しているので刺激の強い美白化粧水ではなく、低刺激の化粧水をたっぷり使ってしっかり保湿を行います。
冷蔵庫で冷やした化粧水を使うと気持ちよいでしょう。
・化粧水などで保湿したら医療用にも使われている精製度の高いワセリンを塗って乾燥を防ぎます。
【動画】日焼け対策&日焼け後の対処法
日焼け後に使うと良い薬と成分について
・アロエ軟膏
アロエは傷ついた皮膚を修復して治癒させる効果が高いので、日焼け後にアロエ軟膏を使うとよいでしょう。
・馬油、スクワランオイル、オリーブオイル
火傷の後のかゆみに効果があるとされています。
・桃の葉ローション
桃の葉には肌に潤いを与える保湿成分が豊富に含まれています。 桃の葉のエキスに消炎効果を持つグリチルリチン酸ジカリウムが配合された薬用ローションも市販されていますので、有効に活用しましょう。
まとめ
日焼けの後の暑いお風呂はヒリヒリとして痛いですよね。
私は日焼けが激しい時は、赤みやヒリヒリ感が治まるまで長風呂を避けてぬるめのお風呂に短時間に入っていました。
体を洗う時もいつもの専用タオルを使った方法ではなく、石けんを手で泡立てて体を撫でるようにして洗っていた記憶があります。
数日たってもヒリヒリ感や痛みなどが改善しない場合は皮膚科を受診した方が良いと思います。
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