手のひらに発疹が!子供がかかる主な4つの病気のとは?
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子供はさまざまな所に出入りし、免疫力なども弱く、そして注意深さも足りないため思わぬ病気や感染にかかりやすいのは経験済みではないでしょうか?
それでもあまりにも意外な時や場面でそのような事が起こるためビックリします。
しかし、それも成長期にある子供という存在の特徴です。今回は手のひらに突然、湿疹が出てしまった、というケースから考えられる原因、対処法などを説明します。
手のひらに発疹が出る子供の症状
手のひらに発疹ができる病気として考えられるのは、主に以下の4つの病気だと思われます。
- 麻疹(はしか・ましん)
- 手足口病
- 水痘
- 突発性発疹
【動画】【子供の発疹】感染症に伴う発疹
手足口病はウイルス性疾患
いずれも症状が出始める初期に高熱を伴うのが特徴です。そして、発疹も共通して出てきますので、それらを区別するのは素人目には少々難しいかもしれません。
突発性発疹はいわゆる、「知恵熱」というもので、生後4ヶ月頃から1歳ぐらいまでの間に多くの子供がかかります。
しばしば耳にする「手足口病」は、幼児期から学童期までの子供がかかるウイルス性の疾患です。よく、「夏風邪」などとも呼ばれます。この病気のかかり始めには38度前後の発熱があり、手のひらの湿疹は水疱となり、手のひらのほか、手指の腹部、足の裏にまで及びます。
有効な治療法はありませんが、発症から1週間~10日ほどで自然治癒します。この病気の場合、自然治癒に至りますので慌てなくても大丈夫ですね。詳しい症状についてはコチラの記事で取り上げています。
子供にとっても、「金属アレルギー」というのはあり得ます。金属アレルギーというと、ピアスや指輪など大人のイメージが強いようですが、最近は習い事で楽器に触れたり、さまざまな文房具類、刺激物などに触れる機会が増えています。こうした刺激物によって子供でも手に湿疹ができてしまうケースもあります。
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診療科は小児科、皮膚科どちらでも問題ない
ところで、こうした湿疹で困った場合、病院選びはどうしたらよいでしょうか?赤ちゃんや子供は基本的には医療機関を受診すべきです。
あせもや虫刺されが原因というシンプルな場合もありますが、受診し、外用薬を塗ってもらうだけでも幼児は安心です。そして、受診が妥当な診療科は小児科か皮膚科です。判断規準は次のような感じです。
【出典】みいにょん http://ameblo.jp/mii-san0621/entry-10508220417.html
- 小児科
どんな診療科を受診すべきか迷ったら、子供の場合はかかりつけの小児科が一番いいでしょう。幼児期や子供に特有の疾患であればすぐに適切に診断を下してくれるでしょう。
- 皮膚科
皮膚科の医師は、皮膚全般のエキスパートです。皮膚に出てきた症状を観察し、発疹の重症化を防いだり、軽快するような治療方針を適切に立ててくれます。
私も子供は4人います。すでにいずれも思春期を過ぎ、子供の時代は終えましたが、幼児期~小児期には風邪や皮膚に異常が現れ、急いで病院受診ということも度々でした。しかし、皮膚科疾患は一部を除き、緊急性を要するものはあまりなかったような気がします。
特に病院受診により抗生物質、抗菌薬を塗れば直ぐに治ることも多いようです。慌てずに小児科、皮膚科どちらでもいいので、受診し、医師に相談しましょう。
まとめ
幼児期を含め、子供の手にはさまざまな機会に湿疹などができてしまいます。主にはウイル性疾患であることが多いのですが、緊急性を要することは少ないのが普通です。
あせもや虫刺されが原因だった、ということもあります。しかし、どんなケースでも早めに受診し、適切な診断を受けるに越したことはありません。小児科、皮膚科を問わず、受診によってそれほど難しくなく治療を終えることができます。
虫刺されやステロイド系軟膏の効果など知りたい場合はこちらの記事もおすすめです。
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