花粉症の薬で眠くなるのに対策しなくて大丈夫?【ドライバー必見】

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花粉症の方には「抗ヒスタミン剤」という薬が処方されることが多いです。しかし、抗ヒスタミン剤は眠気や集中力、判断力の低下など副作用が出る場合があります。

花粉症の薬を服用するドライバーの大半は眠気や判断力の低下を感じてはいても、約4割の人が運転を控えないこともわかっています。

そんなことをいっても事故を起こしてからでは遅いですよね?なるべくなら眠気があまりないものを選んで業務に少しでも影響のないものは何なのかご紹介していきます!

花粉症の薬は眠くなるのは嘘?

花粉症特有の代表的な症状は、薬の副作用による眠気や全身のだるさ、鼻づまりなどを長引くことです。頭がぼーっとしたり、思考能力の低下や集中力もなく何をするにも億劫になってしまいます。

花粉症の薬で処方される抗ヒスタミンも副作用として眠気を引き起こしてしまいます。この薬はアレルギーを起こすヒスタミンの働きを阻害する薬です。くしゃみや鼻水を抑えるいっぽう、眠気や集中力の低下など鎮静作用もあります。

しかし、同じ抗ヒスタミン薬でも眠気のないものもあります。また、第一世代といわれる抗ヒスタミンに比べて副作用も少なくなっています。この頃は医療機関で処方される抗ヒスタミンの多くが眠気の少ない第二世代のものになりました。

アレグラFX・ハイガード・ザジテンは第二世代といわれる薬です。

花粉症薬1

眠くなる薬、眠くなりにくい薬の違い

抗ヒスタミンは風邪薬にも入っていて、鼻水やくしゃみを抑える働きはありますが、いっぽうでは眠たくなってしまいます。
ヒスタミンの働きは鼻水やくしゃみの症状を引き起こしたりやっかいなこともあります。

特徴としては、脳に働き

 

  • 脳を覚醒
  • 記憶を増強
  • 痛みやかゆみを増強
  • 食欲を低下
  • 痙攣を抑える
  • ストレスによる過剰な反応を抑える

 

といったさまざまな作用があります。

抗ヒスタミンはこのような作用を押さえてしまうのが特徴ですので、服用することで眠気が出たり、活動性が落ちたり、痛みやかゆみを抑える、食欲が増える、痙攣を誘発したりしてしまいます。

また、服用して眠気を抑えた抗ヒスタミン薬はないものでしょうか?

眠気の少ない抗ヒスタミン薬は第二世代に多いです。ケトチフェン(ザジテン)などは眠気が多いですが、第二世代の抗ヒスタミン薬の中には眠気の少ない非鎮静性の抗ヒスタミン薬はあります。

眠くならない対策方法は?

花粉症の症状とともに眠気の対策にはどのようなものがあるのでしょうか?

それは眠気やだるさを軽減させるために副作用の少ない第二世代の抗ヒスタミン薬(抗アレルギー薬)を選択する必要があります。

処方薬のクラリチンやスイッチOTC(一般用医薬品)なども販売されている「アレグラ」や「アレジオン」は眠くなりにくいです。ほかにも鼻噴霧用ステロイド薬や点眼用抗ヒスタミン薬などもほとんど眠くなりにくいです。

また、薬以外の対策としては体質改善が重要なポイントとなってきます。お酒やたばこを控えてしっかりと睡眠をとることが必要です。

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薬を飲むタイミングのオススメの時間は?

花粉症の薬を飲むタイミングはいつがよいのでしょうか?

それは食事によって変化する胃の状態などを考慮して決められています。

【服用のタイミングには】

①食前:食後の30分以内
②食後:食後30分以内
③食間:食事と食事の間。前の食事から2~3時間後。
④朝:起床してから30分以内
⑤寝る前:就寝の30分~1時間前

もし、飲み忘れてしまったら、原則気がつきたときに飲むようにしましょう。

しかし、次の薬を飲む時間まで間もない場合には飲まないようにします。

まとめ

花粉症のアレルギーに対してもっとも多く使用される抗ヒスタミン剤は眠気以外にも脳の判断力を低下させてしまう作用があります。眠気をともなう抗ヒスタミン剤は開発されたのも1940年代と古いものです。

最近は眠くなりにくい新薬が開発されていますので医師や薬局などに問い合わせてみるようにしましょう。

 

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