自転車規制強化!傘は?歩道は?罰金取られる前に対策
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皆さん、ここ最近でまた新たに、自転車の規制強化が為されたことをご存知でしょうか。
自転車に乗ることは多々あれど、正直、あまり自転車のルールというのを気にして乗る人は少ないですよね。気にするというか、道路交通法で定められている事は知っていても、その内容を把握している、読んだことがある、なんて人は本当に稀だと思います。
ちなみに私も、流石に目を通したことがありません。学生時代、小学校などでは乗り方を習う授業もありましたが、なんというか、そのくらいなものです。
しかし、いざとなっては知らぬ存ぜぬでは通らないのが法律です。自転車にも、ちゃんと定められたルールがあり、最近にも、それは新しくなりました。
そこで今回は、自転車規制強化について、お話ししていこうと思います。
自転車の規制が強化された!? いつから?
自転車規制について。
記事を書いている6月13日現在、すでに規制強化は施行されています。
具体的に、今月6月1日をもちまして、既に強化されており、それに対して様々なニュースが私の耳にも入っているのですが、蛇足的な内容になりますので『今回のまとめ』にてお話ししますね。
主な規制内容、傘・歩道走行・イヤホン等の注意点
まず、今回から施行される内容は、以下の通りになります。
- 信号無視
- 通行禁止違反(右側通行は一発アウト)
- 歩行者専用道での徐行違反等(基本的に車道走行、歩道では徐行)
- 通行区分違反
- 路側帯の歩行者妨害
- 遮断機が下りた踏み切りへの進入
- 交差点での優先道路通行車妨害等
- 交差点での右折車妨害等
- 環状交差点での安全進行義務違反等
- 一時停止違反(一旦停止して、地に足を付ける)
- 歩道での歩行者妨害
- ブレーキのない自転車運転
- 酒酔い運転
- 安全運転義務違反
おおよそ、見慣れたというか、普段から気を付けている事が多いのではないでしょうか?
しかし、注意してもらいたいのが一番下。14にある「安全運転義務違反」です。
規定にはこのように書かれていまして、
「他人に危害を及ぼさない速度と方法で運転しなければならない」
つまり、傘差し運転やスマホにイヤホンの使用など、自転車を運転中に、
・視界が狭まる
・ハンドリングに支障をきたす
・音による危険察知能力の低下をもたらす(ここ覚えておいてください)
行為を取り締まるためのものなのです。
罰則・罰金について
さて、新しくなった自転車規制ですが、今回より『青切符』が導入され、『赤切符』の内容も新しくなりました。
交通違反を行った際に切られるこちらの切符。お世話になってないですか? 大丈夫ですか?
さて、今まで青切符は、軽車両を除く自動車のみの適用であったのが、ついに自転車にも適用されることに。
これまでは赤切符のみが自転車にも適用されており、しかし、切符を切るにも法的な処理が面倒で、正直ぶっちゃけた話警察側が手間になるというなんともずさんな理由で見逃されてきたのですが、おかげで、先にも述べた14項をはじめに、様々な違反でほいほい青切符を切られてしまいます。
ええ、原付バイクの取り締まりくらいあっさり引っ掛かるので注意です。
もちろん青切符を切られて即罰金!というのではなく、三年の内に二回切符を切られると、5700円を支払い「安全講習」を受講しなければならないのです。
ちなみにこちら、サボりますとその後裁判所からお呼び出しがかかり、5万以下の罰金になりますのでくれぐれも注意してくださいね。
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『JA共済 自転車交通安全教室』
今回のまとめ(交通規制における珍事)
さて、まとめと言いますか、今回の交通規制において早速耳の届いた珍事。
高齢者が自転車にて走行中、警察に止められた。理由は、イヤホンを使用している、としたものだが、高齢者が耳にしていたのはイヤホンではなく、補聴器。これがなくては当然、安心して自転車にも乗れないのだが、勘違いから行く先々で度々警察に止められる事に。そうした事情を聞いた警察が放った一言は「補聴器が紛らわしいので、除けてもらえますか?」というもの。
どうでしょう?
もちろん、警官すべてがこのように本末転倒な事を言って来るわけではありません。が、条例にしろ法律にしろ、拘束力が強まると言うのは、常に冤罪であり無実の罪を増加させる遠因になることは間違いのない事です。
今後も日本は憲法第9条をはじめとし、近くは七月の児童ポルノについての規制など、法における様々な変化が予測でき、実際に訪れます。
そうした時、自らを守るためにも、関心を寄せる事は忘れないようにしたいものですね。