節分特集5工作してみた!豆入れの作り方編
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成田山新勝寺の福枡作り 2015.1.15産経新聞の記事より
さて、節分と言えば豆まきですが、そこで必ず必要になるものが福豆を入れる豆入れですね。
そこで今回は豆入れの工作をご紹介します。
福豆とは、もともとは炒った大豆を枡や三方に入れて神棚や仏前にお供えしたもので、それを節分の時になって使うのですが、なぜ豆を炒るのかというと、
炒った豆は魔目を射るに通じ、これを鬼の目にぶつけることで魔が滅する、すなわち魔滅(まめ)という意味合いからだそうです。
また、生の豆だと拾い忘れたものが芽を生じ、これが悪の芽に通じるところからも炒る事が大事になるようです。
当然その福豆を入れる豆入れ、福枡も豆と一緒に神前や仏前で清められ作成されるのでこの時期は各神社、お寺で福枡の作成が行われるようです。写真は成田山新勝寺の福枡作りです。
近頃はスーパーなどで福豆を買うと木の立派なものが一緒に付いていることもあると思いますが、ここはひとつお子さんと一緒に福豆の由来を語りながらつくってみてはいかがでしょうか?
用意するもの
折り紙 又は色画用紙
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豆入れの作り方1
図の出典 origami-club.com
今回は節分ということで、よりリアルな福枡の形に近い豆入れを作ってみたいと思います。
ちょうど参考になる作り方がネットに載っていたので掲載させていただきます。
簡単にできるので是非お子さんと一緒に折ってみてはいかでしょう。
豆入れの作り方2
図は出典はおりがみくらぶ origami-club.com
二つ目は三方は如何でしょうか? 三方とは神道の神事でよく使われる、神饌を乗せるための台、すなわちお供え物の台です。
この三方の作り方もちょうど素晴らしく詳しく解説された動画があるので貼り付けさせていただきます。
こちらは一番目の作り方と比べて複雑ですが、とても丁寧な解説をされているので動画を追っていただいてその通りやればできます。
本来はもちろん木製ですが、和柄の折り紙を使ったりそこに絵を描いたりして雰囲気を出してみるのも楽しいですね。
豆入れの豆知識まとめ
冒頭でも説明しましたが、炒った豆を用意して豆入れに入れ、それを節分の日の夜まで神棚にお供えしておく、この保管が第一の豆入れの役割であり、さて本番の節分の日の豆まきには、その豆入れから豆を取り出しますが、いざ敵の鬼めがけて飛び出さんとする豆達を送り出す母艦のような役割、それが二つ目です。
今回で節分の豆まきの役者は一通り揃ったでしょうか?
それではいざ出陣です。
今年も鬼を退治して、お子さんと一緒に一家とその子の幸せ、そしてあなた自身の幸せを勝ち取ってください。
次回は節分の豆まきとはまた違った風習である恵方巻きについてご紹介したいと思います。