台風の目の中の気圧は?できる原因となぜ晴れているのでしょうか?
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もうそろそろ台風の襲来する季節になりました。て言うか今年の台風の発生は以上早いペースで発生しています。
私は鹿児島県に住んでいますが、昔は台風銀座と言われるほど、台風が多く襲来した事を覚えています。
台風って不思議と夜接近して来るんですよね。私の思い違いですかね。
今回は台風について私の知っている事をお話ししたいと思います。
台風の目とは?
よく天気予報を見ていると「台風の目」という言葉が頻繁に出てきますが、台風の目とは台風の中心には、目のような穴のあいた部分があるんです。そこを「台風の目」と通常読んでいます。
大型の台風になればなるほど、台風の目ははっきりして来ます。
昨年でしたか、宇宙ステーションから撮影した台風の目をとらえていました。
私もこれまでに数回台風の目に入った事があります。
台風の目ができる原因
台風の中では、強い風が中心に向かって反時計回りに吹きこんでいます。
台風の風は中心に近づいて早くなるほど外側へ引っ張られる遠心力が働き、中心に向かって風が吹きこめなくなる部分があります。この風の入り込めない部分を「台風の目」といいます。
目の中では、風も弱くなって来ます。
台風の目の中に入ると本当に不思議な感覚になります。いままで大荒れに荒れていた強風がピタッと止んでしまうのですから。
風の目の中は本当に晴れているのでしょう?
私の経験ですが、本当に晴れてきます。それに無風状態と言って良い程の微風になります。
しかし、この目が通り過ぎた後は、また地獄のような引き返しの強い風が吹き荒れます。
台風の目に入ったからと思って安心していたら悲惨な目に合いますから、十分気を付けて下さい。
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気圧はどれ位?
台風は、中心の最大風速と発生した位置によって決まります。
気象庁によると「北西太平洋(赤道より北で統計180度より西の領域)、または南シナ海に存在し、直低気圧領域内の最大風速(10分間平均)17.2m/s以上あれば台風になります。
そのため気圧での定義はありません。
台風の発生や強さを定義するものは、あくまでも中心気圧の最大風速で決まります。
また余談ですが、台風が温帯低気圧になるのは低気圧の性質が変わることであって、弱くなるとは限りません。温帯低気圧になることで、台風よりも強風の範囲が広くなることもあるようです。
最近の台風は昔と違い日本近海で発生する事が多くなってきたように思われます。
それと大型台風や、非常に強い台風といった呼ばれ方をする台風が多くなりましたね。
これも地球温暖化の現象なのでしょうか。
いずれにしても最近は情報もかなり正確になりましたので、準備などはしっかりとしたいものです。