これで完璧!節分イラストを参考におたふく折ってみよう
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さて、前回まで妖怪、鬼とコミカルながらも悪役が続いたので、今回は反対に福をもたらすと言われるおたふくのイラスト、折り紙を作成したいと思います。
福々しく下膨れの、平安時代の女性のような顔をしたお面を皆さん一度ならずどこかでみたことがあるでしょう。節分の福豆を買うと、最近では鬼のお面が付いてる事が多いですが、稀にこのおたふく面がついています。
そもそもおたふくとはなんなのでしょうか?
おたふくとは?
お多福、おかめとも言います。
鼻が低く頰が丸く張り出した女性の顔、あるいはその仮面を指します。
今でこそおたふく顔だと女性に向かって言うと喧嘩になりかねませんが、昔はそういう顔が美人でした。時代の変遷と共に美意識が変わり、いつの間にか不細工の顔を指すようになっていますが、元々の意味は福々しい美人と言うように福を呼ぶ好ましい顔としておめでたい意味を象徴するものでした。
美意識は変われども、今でも福をもたらすおめでたいものというところは変わりがありません。
今ではあまり見かけませんが本来、
家長であるお父さんがおたふくの面をつけて家から邪気を追い払うために豆を撒くというのが普通だったようです。
私見ですが、何故に今ではおたふくより鬼の方が人気があるのか? そんなことないよという声もあるかもしれませんが、これは明治以降逆転したのではないかと思います。
つまり西洋文化、文明が流入により、西洋に対する憧れが高まり美意識が変化し、彫りの深い顔立ちが美しいとされそれまでの日本的なおたふく顏は遅れたものに成ってしまったのです。
反対に鬼は一説に実は外国人、特に白人を表していたというように西洋白人に通じるものがあり、それが忌み嫌われるものから憧れの対象になったと考えられるのです。
しかし風習というものはそんなに簡単に変わらないもの。
故に鬼の役割もおたふくの役割も変わることはありませんが、今では鬼は恐ろしいものとして描かれるのではなく可愛らしいものとかちょっと古来の恐ろしいイメージから変容しているのではないかと思われます。
余分な考察でしたね。脱線失礼しました。
それではおたふくのイラストを紹介していきましょう。
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おたふくのイラスト
見てるだけで幸福がやって来そうですね。
これも特徴を押さえておけば決して難しくありません。むしろ鬼より簡単でしょう。
ポイントは頬を膨らませて下膨れ気味に描き目は笑わせること。
あとは輪郭に沿って髪を描き、頬を赤く染めればあとは完成はすぐそこです。
決して目を怖く描かないこと。
能面に成ってしまいます。まあその方が鬼が逃げ出してくれて良いのかもしれませんが。
今度は折り紙をおってみましょう。
折り紙 おたふくの折り方
ちょうど良い動画がネットにありましたのでご紹介いたします。
用意するものは 黒い折り紙 赤と黒のペンです。
顔の部分は最後に描きます。
お子さんにご自由に描いてもらってみたらいかがでしょう。
折り方まとめ
詳しい折り方の図が載っていましたので、まいとプロジェクトさんの図を参考にさせていただきました
手順1
印の通り巻き折り
手順2
図のように折る
手順3
印通りに折る
手順4
図のように
手順5
裏返して顔を書き入れたら出来上がり。
出典
まいとプロジェクトmight-project.com
できましたか? それではこれからのおたふくの復権をお祈りいたします。