足裏の汗は病気?お悩みのあなたに原因と対策方法紹介!
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現代は、通勤とかで、冬はともかく、夏でも外出時は靴下と靴で足をしっかり包み込むので、汗をかきやすい状況があります。
このような靴文化のもと、特に亜熱帯から熱帯?になりつつある現代日本では、特に夏場、靴内が高温多湿になりやすく、誰でも足裏に汗をかくことはあると思います。
一方、格別高温の環境でなくても緊張や興奮に起因して足裏に大汗をかき、そのことをとても気にされている方もおられるようです。
足裏の汗については、
(a)往来で靴を脱いで汗を拭きとるわけにもいかず、とにかく不快、
(b)雑菌の繁殖による悪臭で嫌われたくない、
(c)病気による汗だとしたら怖い、
などでお悩みの方もいらっしゃると思います。
そこで、足裏の汗について以下の視点からいくつかの見解を紹介します。
足裏の汗が多いのは病気!?
足裏の汗には、体温調節のための「温熱性発汗」、
緊張や興奮に起因する「精神性発汗」2つのタイプがあります。
足が蒸れるような暑い環境の下で、足裏に多少の汗をかく程度のことは
当たり前のことで病気とは言えないでしょう。
格別の暑さや緊張がない状態で、足裏に尋常でない大汗をかくようなら、
足底多汗症という病気かも知れません。
一方、暑くもない環境の下で、緊張やストレスにより、
足裏から大量の汗が出る方は、精神性多汗症のおそれがあります。
精神性多汗症の方は、暑くもない日常生活の中で足や手に大汗をかき、
その大汗は汗をかきたくないという強い不安の気持ち(予期的不安)に起因しています。
元来、緊張や不安があるときに発汗するのは、
人類が狩猟民族だった時代には猟をするとき、
足元が木の枝から滑らないよう、また、手に持ったヤリが滑らないよう、
手ひらや足裏を汗で湿らせて必要があった頃の体の仕組みからきているという見解があります。
この見解では、原始的な狩猟に際しての
実利的な生理的対応からの手足の発汗という現象が、
原始的狩猟という場面がなくなった現代人の脳に引き継がれ、
不快で悪臭の元にもなる汗をかきたくないという気持ち、
緊張、不安、に伴って汗が誘発されるといいます。
誰しも、不安や緊張の場面では手や足が多少は汗ばんだ経験があると思いますが、
その程度のことは普通は気にしません。
でも、汗をかいたら困ってしまう、汗をかいてはいけない!という気持ちが強いと、
緊張や不安が引き金となって発汗し、その発汗がまた新たなストレスとなって
更なる発汗を促すという悪循環により、汗が汗を呼ぶというのです。
足裏の汗が多い原因
次のことが多汗症に関係しているとする見解があります。
それは、肥満、ストレスの大きい生活、食生活の乱れ、喫煙、
ホルモンバランスの乱れ、更年期障害、バセドウ病、自律神経失調症、
糖尿病、急性リュウマチ、遺伝や体質、足に熱がこもるような靴や服装の習慣、などです。
一方、未解明だとする見解もあります。
対策
・夏はメッシュの靴はくなど、足の通気性を保つことです。
・指先が5本に別れた靴下を履くと足が喜びます。気持ち的に快適になり汗のことは、忘れます。
・多汗症に関係しているとされる上記の諸原因で思い当たるのがあれば、改善を試みるのも一案です。
・「温熱性発汗」なら足を蒸らすような生活や服装は避けることです。
例えば、夏はメッシュの靴はくなど、足の通気性を保つことです。
・「精神性発汗」なら「汗」よりも、楽しいことに心を向け、生活を楽しむことです。
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予防方法
・他の病気がある方は先ずその病の治療をすることです。
・足裏の多汗は、人体が足の裏を使ってまで、体内の汚れをを放出しているのです。
自然な食品を腹八分で食し、体内に汚れを貯めないことです。
・夏の休日には素足で地面や草原、砂浜など自然に直接触れることで足裏を鍛えます。
まとめ
・休日は靴から離れ、人体を底面で支える大事足裏を
自然にさらして労わってあげれば、多汗の悩みも消えて元気になれそうな気がします。