小学生・中学生におすすめ!目標達成シートで育てる自己管理力
「子どもに自主性を育てたい」「学習のやる気を引き出したい」
そんな悩みを持つ保護者の方へ。
今回は、小中学生にも使いやすい“目標達成シート”の活用法をご紹介します。
大谷翔平選手も高校時代に活用していたことで話題になった「マンダラチャート」。
これを子ども向けにアレンジすれば、楽しみながら目標達成力と自己管理力を育むことができます。
子どもが「目標をもつ力」を育てるには?
近年、教育現場でも注目されているのが、子ども自身が目標を立てる経験です。
- なぜ勉強するのか?
- どうすれば部活や習いごとが上達するのか?
- 自分で決めて、自分で振り返る
こうした力は、大人になってからの仕事や生活にもつながる大切なスキルです。
でも、「自由に目標を書いてごらん」と言われても、なかなかうまく書けないのが現実…。
▶ そんなときに役立つのが、「目標達成シート(マンダラチャート形式)」です。
目標達成シート(マンダラチャート)とは?
目標達成シートは、9マス(3×3)や81マス(9×9)のマンダラチャート形式で、中央に目標を書き、それを達成するために必要な行動を周囲に書き出す思考ツールです。
考える→書く→実行するという流れが自然にできるので、子どもにもわかりやすく、取り組みやすいのがポイント。
視覚的に目標が整理されるため、「できそう!」「やってみよう!」という前向きな気持ちを引き出す効果もあります。
【学年別】活用アイデア例
🧒 小学生(3〜6年生)
- 夏休みの宿題計画表として使う
- 「苦手を克服する」シートにアレンジ
- 漢字・九九・運動会の目標づくりにも◎
👦 中学生
- 定期テストの目標点と勉強内容の整理
- 部活での成長目標・練習メニュー設計
- 高校受験に向けた長期目標の分解
どの年齢でも、「本人が自分の言葉で書く」ことが一番のポイントです。
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家庭での活用ポイント
保護者の方は、以下の点を意識すると子どもも楽しく取り組めます:
- 最初から完璧に書こうとしない
- 親が答えを与えず、「どうしたい?」と問いかける
- 書いた内容を一緒に貼って見える場所に置く
ちょっとした「書く習慣」が、将来の自走力(じぶんで動ける力)につながっていきます。
テンプレートを無料配布中!
「やってみたいけど、どう書けばいいか分からない…」という方のために、子どもでも使いやすい目標達成シートのテンプレートを無料配布中です。
自宅学習、夏休みの自由研究、学校の指導にも活用OKです。
まとめ|“自分で考える力”は一生モノ
子どものうちから「目標を立てる → 行動する → 振り返る」習慣を身につけることで、社会に出てからも役立つスキルが育ちます。
目標達成シートは、その第一歩をサポートしてくれる強力なツール。
最初は親子で一緒に楽しむところから始めてみてください。
未来の自分にワクワクする時間、ぜひご家庭で体験してみてくださいね。