最近はネットで腕時計を買う人、すごく増えましたよね。私も実際にネット通販で腕時計を買ったんですが、「あれ?ベルトのサイズ合わない!」ってこと、ありました。
特に金属ベルトだと、革ベルトのように穴を変えるだけってわけにいかなくて、工具を使った調整が必要になります。お店に持っていけばやってくれますが、「ネットで買ったのに頼みにくい…」って感じる方も多いかもしれません。
今回はそんなときに役立つ、腕時計のベルト調整の方法と、ピンの種類について、できるだけやさしく解説します!
腕時計のベルト調整には「ピンの種類」を知ることが大事
まず最初に覚えておきたいのは、腕時計のベルトの構造です。調整方法はピンの種類によって異なります。主な3つのタイプを紹介しますね。
① 板バネ式
昔はよく見かけたタイプですが、今ではちょっと少なめです。
ピンの中にバネが入っていて、パチっと固定されている仕組みです。
② 割りピン式
今では一番よく使われているタイプ。
ピンの先が少し割れている形で、専用工具か細めのピンポンチがあると安心です。
③ Cリング式
「C」の形をしたリングで固定するタイプ。無垢バンドに使われることが多く、高級腕時計に多い印象です。
ピンとCリングの2パーツ構造で、ハンマーと専用工具が必要です。
そもそも「巻きバンド」と「無垢バンド」の違いって?
金属ベルトにも種類があります。
- 巻きバンド:金属板を巻いて作ったタイプ。軽めでコストが抑えられます。
- 無垢バンド:金属を削り出してコマを作ったタイプ。重量感と高級感があります。
最近の高級腕時計はほとんどが無垢バンドを採用しています。ちなみに、この無垢バンドに多いのがさきほどのCリング式です。
自分で調整するときに必要な道具
自分でベルト調整をするなら、最低限以下の工具があると安心です:
- ピン抜き工具(ピンポンチ)
- バンドホルダー(ベルトを固定する台)
- ハンマー(Cリング式では必須)
おすすめの工具や選び方については、こちらのページが詳しいです:
その他のベルト調整方法(スライド式など)
上で紹介した3つ以外にも、以下のような方法があります。
まとめ:太った?痩せた?そんな時も慌てず対応!
体型って意外と変わるものですよね。
例えば「ちょっと太って時計がキツくなった」とか、「ダイエット成功してゆるゆるに…」なんてときでも、ベルトの調整方法を知っていれば安心です。
ネットで買った時計でも、自分で調整できれば気軽だし、ちょっとしたDIY気分も味わえます。
腕時計って毎日つけるものだからこそ、しっくりくるサイズで使いたいですね。
ぜひ、自分の時計がどのタイプなのかチェックして、調整にチャレンジしてみてください!