白カビなどカビに関する毒性や安全性

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お餅に生える白カビや黄色いカビまたお風呂場やハンドバックなど食品に限らずいたるところでカビを見かけますが、食品に生えるカビは特に直接口に入り強力なカビ毒を持っていることもあるので注意が必要です。

食品を冷蔵庫で保管していても安心はできません。冷蔵庫に保管していた食べ物を子供や夫が黙って食べてお腹を壊し、後で確認したらカビが生えていたという経験をお持ちの方もおられるのでは?

また長期間置き続ける鏡餅には白カビが生えやすく、食べていいものかどうか迷う人も多いでしょう。

白カビなどカビに関する毒性や安全性をお知らせしますね。

白カビとは?

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カビは赤や黄、緑、黒などいろいろな色を持ち、3万種類ほどあるといわれています。その中で見た目に白く見えるカビを白カビといいますが、鏡餅やチーズなどでよく見受けられます。

 

カビが生える原因

部屋の中にはあらゆるところにカビの胞子が生息しており、人の動きや掃除で空気中に散乱することがあります。

カビの胞子が食品や棚などに付着すると、そこから時間をかけて成長し人の目から見てカビだとわかる状態になります。

カビを完全に防ぐことは不可能ですが極力カビを発生させないためにはこまめに掃除を行ってカビの胞子を除去することが大事です。また食品の保存に密閉容器を使ったり乾燥状態にするなどして保存方法に気を付けましょう。

 

カビの生える条件は

・栄養が豊富に含まれている

・湿度や温度が高い場所に長く置かれている

・喚起が悪い場所に置かれている

・酸素がある

などがあがりますが、使用する片栗粉は水分を貯えやすく栄養があるため鏡餅にカビが生えやすいというのは納得ですね。

梅雨時期は湿気が長く続き蒸し暑さもありますので、カビの生える条件が揃います。梅雨時期に食べ物を常温で長期間置いておくのは避けましょう。

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安全なもの?毒性がある?

カビにはたくさんの種類があり、主に赤や黄色、黒、緑といったカビには強力なカビ毒を発生しているものが多いようです。

白いカビには醤油やみそ、かつお節などのように熟成を助け美味しい食品にするものだけでなく、発がん性物質を含み強い毒を持っていて食べると肝臓病になり死に至るものもあるため注意が必要です。

世界中で重宝されているチーズは白カビや緑のカビを上手に利用した食べ物ですが、一度開封すると雑菌が付いて健康に害を及ぼすカビが生えることもあるので、気を付けましょう。

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どのくらいで白カビが生えるのか?

カビにとって最適な条件下だと1週間で数億個のカビ胞子を作るといわれています。最初は小さい粒であったものが糸のような形になり目に見えるカビへと変化していくのですが、人目に付く状態になった時は水面下でかなりカビの繁殖が進んでいると考えましょう。

カビの繁殖動画

 

お餅の白カビはたべていいの?

お餅の白カビはあくまでも保存状態の悪さで現れた白カビで、味噌などのように白カビを有効活用している食品ではありません。

しかも、目に見えている白カビが小さくてもその下にはカビが広がっていると考えると、お餅の白カビが重大な症状を引き起こしたという話はありませんが、口にしない方が良いでしょう。

 

まとめ

カビの存在は極めて私たちの身近にあります。原因がわからない腹痛はもしかしたら?味噌や醤油、チーズなどカビを利用した食品を購入した直後はもちろん安全ですが、開封して長期間経た後に生えたカビはすべて害になると考えた方が無難です。

また固形物食品で目に見えるカビだけ処分して料理に使う人もいるようですが、その下にはすでにカビの菌が広がっているためもったいないと思わずに処分しましょう。

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