初盆の香典相場や服装は?あると便利なものご紹介

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お盆に関する風習は決して一概には言えません。

日本は多宗教よりなる国家。地域別に様々な派生文化があり、日常的に考えても橋の向こうとこちらとでゴミの出し方から盆踊りまで違う始末。それらはすべからくして正しく、逆に、そうした様々を受け入れられるのが、私達の住む国の良いところです。

とはいえ、アンサーがたくさんあっては晴れない疑問も多い事。

特にお盆。法事に関する作法などの決まりは、ひとつ、隣の家庭とうちの家庭ですっかり変わる物でして、首を傾げる事も多いでしょう。

そこで今回お話しに挙げたいのは、初盆や新盆についての簡単なご説明と、親族のそれに招かれた時、様々な人が気にするお香典に包む金額の悩みを、お答えしていけたらと思います。

初盆・新盆とは?

まず、『初盆(はつぼん)・新盆(にいぼん)』とは何か。

それは、ご親族が亡くなられて四十九日、つまりは忌明けを経てよりはじめてのお盆のことをさしてそういいます。四十九日の間にお盆が来た場合はその翌年のお盆がそれに当たります。

『新盆供養』

 

さて、初盆・新盆を迎える家庭においては、様々な準備や構え、その時の作法などありますが、今回は来訪者側。初盆・新盆を迎える親族の法事へと呼ばれた時の、もっとも気になるであろうお香典について注目していきますね。以下に続きます。

初盆

 

香典とは?相場やマナー

お香典とは、法事において供物料とも言いまして、故人に対する供養として渡される物です。

本来であればお線香でありお花、お盆においては灯篭などを送っていたのですが、訪れる親族皆がそれをすれば置く場所にも困りどうしてもかさがつくものです。

そこで今となっては、そうした準備費などにあてて施主に必要な物を揃えてもらうために、現金をお渡しするのが普通となっています。

もちろん、法事のみならず葬儀の時など渡す場は幾度かあると思いますが、今回はタイトル通り初盆・新盆の時をおいて、ということになりますと、相場はおよそ1万~2万円ほどが一般平均。

もともとこうした法事はごくごく親しい者同士を集めての行いになります。となれば、もっと多くお包みされる事もありますし、関係によっては少なくなることもしばしば。あくまで親族として呼ばれている場合の、おおよその参考程度に。

初盆

マナーとして、まず、包むお金の向きを揃えるようにしましょう。
また、新札は避けてください。
逆に、よれよれであったり、破けている、汚れのあるお札も当然いけません。心遣いの問題になりますので、注意しましょう。

また、お香典は供物料と言われることからもわかるように、仏壇や祭壇へとお供えする物。です、が。マナーとして、必ず施主に対し「御仏前にお供えください」とお渡しするようにしましょう。(※なお地域によって作法には違いがあるので、ご自身の場に合わせた対応を心掛けてください)

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初盆・新盆に訪れる時、服装は?

法事において、一回忌を超え三回忌からになれば、略式を重ね、喪服を脱いで地味な平服へとシフトしていきますが、初盆・新盆に関しましては基本的には喪服

また、黒を基本に、ダークグレーや紺色など、目立つことのない地味なスーツ、ワンピースなどを心掛けましょう。学生においては制服で構いませんが、ない場合、やはりこちらも黒やグレーの地味目の服装で大丈夫です。

はっきりとせず、不安な方は同席される親戚、年配の方へ事前に確認をとっておくのと間違いがありません。

服装

 

用意しておくといい物はありますか?

法事なので、特別これ、というものは多くありませんが、お手伝いなどをされる場合、白や黒の、または地味目のエプロンを持っていかれる場合もあります。

逆にこれはダメ、というもので、場が場だけに、特に女性が気遣うポイントだと思いますが派手なアクセサリーなどは避け、付けたとしても小ぶりのパール類のみ。腕時計などももちろん派手さのない物。

全体的に仏の席。死者を供養する為の場である事をお忘れなく。

 

今回のまとめ

紹介には挙げられませんでしたが、仏教だけではなくキリスト教、もちろん他宗教でもそれぞれの作法があります。

宗教が絡む場であり、非常に繊細で難しい部分も多いかと思いますが、しかしどれにも一律して、故人の霊を敬い、供養する気持ち。それを忘れずに臨みたいものですね。

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